今回はとある女性が当サイトへ訪問してくださいました。まだ未成年ぽいのに大人なような……なんか不思議な女性です。
今回は画像生成AIのお話。
少し前から盛大に流行りだした画像生成AIですが、思い立ってやってみることにしました。
先ほど登場した読書家の女性、もしくは少女、魅力的ではないですか？？これ、本当に撮影したものではなく、画像生成AIを使って生まれた1枚の画像なんです。進化に驚きを隠せません。悪用する人でるんだろうなぁ。もしくは金儲けする人。
ちなみにこの画像は著作権は生成した側に帰属すると明記がありましたのでご安心を。商用利用も可能です。画像生成のツール自体（運営側）のマネタイズは利用回数をアップするために、ツール内コインを買ったり、画像をもっと詳細に設定出来るVIP会員費で捻出しているとのことでした。
使用したツールは最後にまとめておくのでご参考にしてください。
画像生成AIとは？
割愛しても良さそうなくらい皆さんの方がお詳しいかと思いますが、念のためまとめておきます。
画像生成AIは、人工知能（AI）技術の一種で、コンピュータープログラムを使用して画像を生成するシステムです。このAIは、ディープラーニングや生成モデルといった機械学習アルゴリズムを活用し、与えられたデータや指示に基づいて新しい画像を生成します。
主要な種類の画像生成AIには、以下の2つがあります。
- 教師あり学習ベースの画像生成AI：このタイプのAIは、訓練データとして大量の画像を与え、それを学習して新しい画像を生成します。GAN（Generative Adversarial Network）やVAE（Variational Autoencoder）などのモデルが代表的で、芸術的な画像生成やデザインの補助、写真の修復などの用途に使用されます。
- 教師なし学習ベースの画像生成AI：このタイプのAIは、訓練データにラベルが付いていない画像から特徴を抽出し、それを基に新しい画像を生成します。主成分分析（PCA）やオートエンコーダなどの手法が使用され、データの次元削減、異常検出、データ拡張などに応用されます。
画像生成AIは、芸術作品の創造から医療画像の生成、セキュリティカメラ映像の改善、ゲーム開発、デザイン支援、自動車運転支援など、さまざまな分野で活用されています。その性能は絶えず進化し、人間の創造性と協力して新たな可能性を切り拓いています。
そう、筆者は真っ先にに美女を作成したいと思ったゲスいエンジニアです。イラストレーターやデザイナーがいない状況でもゲームやスマホアプリが容易に作れる環境が出来たのではないかと小躍りしております。
画像生成にはプロンプトという指示出しが重要
画像を作成するAIに対して指令を出すための文章をプロンプトと呼びます。プロンプトは生成者のイメージに出来るだけ近づけるためにある程度粒度の高い言葉で組み合わせることが推奨されます。特にイメージが無く、アイデアの材料として生成するのであれば、逆にプロンプトを適当に入力することも楽しめそうです。こちらはデザイナーさん向けの使い方なのかもしれません。アイデアの種を収穫することが出来ますね！
ちなみに先に登場してくださった女性（私はミランダと名付けました）を作成するために入力したプロンプトはこちらになります。
(アンティーク調, 20歳女性風: 1.2, ピンク色のヘア: 1.1, 瞳は青い: 1.1, 大きな眼1.2,ゴシックドレス 1.2,紫1.3,ヘッドバンドのふり1.4,古本を読む)少し特殊な文章ですね。どういった感じを出したいかを、小分けにして、かつ関連性のありそうな指示をグルーピングすることでうまい具合に画像が数分で出来てしまうんです。
このプロンプトについては、使う生成AIによって少しルールだったり流儀だったりクセのようなものがあるようです。
今回利用した『SeaArt』さんでは、ちょっとしたグルーピングをすることで大幅な乖離を防ぐことができました。別の『leuc.ai』さんでは、ハッシュタグのようなノリで何個か付けるとあっという間に男性女性お好みに作れてしまいます。
プロンプトは各ツールによって最適解があるようなので、自分の用途に合わせたツールを選んで、そこからプロンプトのクセをマスターしていくようなイメージかなと思います。
こちらの優しそうで元気な女性は、「海岸,白いワンピース,３０代女性,ロングへやー,青空,日傘,ノースリーブ,犬の散歩,イタリアングレーハウンド,小顔,微笑み,」と打ち込んでみました。イタグレどこやねん、という突っ込み、ありがとうございます。おそらく私のプロンプトレベルがひ低すぎたのだと思います。まだ2回目なんでご容赦くださいな。
こんなわけで、プロンプト初心者には少しハードルが高めではありますが、突き詰めていけば自分の理想の彼氏・彼女なんてつくれちゃったりするかもしれませんね！いいことですよ！素晴らしい。
絶対してはいけないことですが、この生成した画像にさらにディープフェイクで他人の顔に差し替えとかは、やめておきましょうね。この画像は著作権はこちらにありますが、ターゲットの方の顔はその方に肖像権があります。むやみにアイコラ職人を目指すことは止めましょうね。
今回ご紹介した実際の生成AIツールを掲載しているサイト
最後になりましたが、上記登場してくださった方々の故郷を紹介します。
【SeaArt】https://www.seaart.ai/ ←上2枚をこのサイトで作りました。
【YouCamAI Pro】YouCam AI Pro
【Shutter Stock AI】https://www.shutterstock.com/ja/ai-image-generator
まだまだありますが、随時付け足していって綺麗にまとめてまいります。
まとめ
デザイナーもイラストレーターも不要でアプリケーションが作れてしまう時代なんて想像もつきませんでしたが、かなり手の届く範囲まできていますね。写真モデルも不要なのでデジタル写真集とかも作れちゃうんじゃないですかね？声なんていくらでも加工できるので、結構簡単にVTuberにもなれてしまいます。業務がどんどん幅が広がっていく人間と、業務の幅がどんどん狭くなっていく人間の2極化がすすんでしまっているのかもしれません。どう受け取るかはあなた次第だと思いました。
