Threadsで、Twitterのように閲覧中のウェブページをつぶやく(投稿・シェア)するボタンを作ることは可能なのか?~どうしてTwitterは落ちていくの?を添えて

業務効率化

とうとうオワコン説が現実味を帯びてきた、迷走錯綜中のTwitterですが、この対抗馬の大本命として、Meta(Facebook, Instagram等の運営開発)が『Threads(スレッズ)』という新サービスのSNSを7/6日水曜日に日本でも公開前倒しにして、リリースされましたね。
※Threads公式サイト : https://threads.net/

Threadsのリリース前倒しはかなり意図的に行ったんだろうと世間では話題になっています。
改悪し続け、ユーザーの期待の正反対を行くTwitterが、閲覧制限を設けるという非常に致命的なアンチユーザビリティをぶっこんできました。そんなさなか当初より早期にリリースをすることでこの絶好のタイミングを逃したくなかったのでしょう。

このTwitterの改悪の理由もなんだか、エンジニア・プログラマ目線からすると稚拙な気もしていて、「サードベンダーらのスクレイピングによる、Twitterの資産である情報がほとんど知的財産を無視しながら盗んだ(おっとすみません、利用したですね)ベンダーへの規制を兼ねている」というもの。確かに、何の関係もない企業が自分のとこで貯めた価値ある全ユーザーの動向・思考などを分析などに利用してたらちょっと嫌なのは分かります。

たいていこのスクレイピングはbot(機械・プログラム)を介してHTMLやらXMLやらのテキストデータを自動的にマイニングするためにいたるところから収集する、という技術です。ですから、ほとんどのスクレイピングの手法としてはスクレイピングボットは自身のアカウントを持たずに、Twitterの内部を回遊しているんですね。回遊だけならまだしも(DDOSっぽい感じもするけど)、そこに無数にユーザーの傾向や今何が旬なのか、トレンドは?などなど、企業にとって有益な情報が盛りだくさんなんですね。たとえばファッションは今季何色が好まれているのか、などが分かってしまうので、スクレイピングによってマーケティング戦略に生かすことができます。

実はこれ、Twitterだけではなく、どんなSNSでもGoogleの検索結果でも(Google検索結果画面自体のスクレイピングは禁止されているかと思われます。検索結果に貼られているURLのサイトに関してはそのサイト個々の判断になります。)日常的に行われていてそれほど目立った悪行ということも言い切れないんです。GoogleはGoogleトレンド用のAPI(もうなくなったっけ?)を提供し、もちろんインスタでもAPIは提供されています。(ただし双方とも有料かと)

少し前にTwitterのAPIも有料化されました。これは自然的な流れを汲んでるのかなと推察できます。と、擁護するのはここまでで、ディスりを始めたいと思います。

Twitterの最大の落ち度は、企業にとどまらず、ユーザーにすら目を向けてしまったことでしょう。スクレイピングをお金に換えるのはほぼほぼ企業(個人事業主を含む)ですから、制約を課すとしたら企業が利用しているスクレイピングの仕組みに対処すべきだったと思うんです。

閲覧制限をかけるなんてもってのほかで、一般ユーザーではなくbotの判別くらいアクセス見れば分かるはずなのに(そういうシステムじゃなかったらごめんなさい。でも分からないのはヤバイですよ。)どうして一般ユーザーを巻き込むんでしょうか。Twitter Blueなんて無価値なマークだれもつけませんよ。付けているのは怪しいセミナーや怪しいセールス、自称〇〇医、アルバイト募集アカウント、ばかりです。※この件については過去にChromeの拡張機能を作って実験済みです。ただ、その拡張機能はどなたかの圧力で削除命令がでたので消しました。残念無念。
(『#BlockTheBlueの正当性や矛盾点を検証するためにChrome拡張機能「TwitterBlue Highlighter」を作りました』https://engineering.webstudio168.jp/2023/04/blocktheblue-twitterblue-highlighter/

しかし、課金しても尚制限がかかるというアタオカ仕様。Twitter離れが加速していく理由なんて小学生でも分かりますよ。

あ、ちなみにこのサイトでも以前Twitterアカウントへのリンクを貼っていたんですが、愛想をつかして全アカウント消去しました。余談ですが。

閲覧中のWebページのURLをThreadに共有するボタンを作りたい!

あ、すみません、前置きがながくなってしましたが、Threadsへ現在閲覧中のウェブページをシェアする方法はURLをコピペして、Threads本文に張り付ける他ないようです。そもそもThreadsの公式ページが宇宙しかなので、何の情報もないようです。海外サイトも確認してみましたが、解決しておりません。※Threads公式サイト : https://threads.net/

ですので現時点でサイトにThreadsへ投稿する用のボタンを作ることはほぼ無理かなという状況です。(2023/07/07)

情報があり次第、詳細のソースコードを掲載しますので、今しばらくお待ちください。

タイトルとURLをコピーしました