初心者をターゲットとしてこの記事を下記ますが、JavaScriptに慣れてきた、もしくはJavaScriptは空気のような存在だ、というかたも今一度確認しておいた方が良いかもしれません。
予約語とは定数や変数や関数・クラスの名前に利用出来ない文字列のことです。
例えば、
let break = 'ブレイクは今はバズるといいます'; // 「break」は予約語なので変数名として使えない
変数名に「break」は使ってはいけません。なぜなら、JavaScriptの基本文法の一部として利用されているためです。breakはswitch文などで分岐を抜けるときに使用しますね。
こういった予約語というあらかじめ使われてしまっている文字列を変数名やクラス名に使うことが出来ない単語は結構あります。分かりにくくなるので簡単にまとめておきましょう。
JavaScriptの予約語一覧表
as | const | export | get | null | target |
void | async | extends | if | of | this |
whille | await | debugger | false | import | return |
throw | with | break | default | finally | in |
set | true | yield | case | delete | for |
instanceof | static | try | catch | do | from |
let | super | typeof | class | else | function |
new | switch | var |
上記の文字列は変数名、クラス名、関数名に使用しないのが鉄則です。
ですが、「’super-do’」や「’export-default’」のような予約語を何らかの文字列で連結した文字列は別に利用できるのでそこまで神経質にならなくても良いと思います。
予約語は表の他にもありますが、基本的に表の単語を押えておけば大丈夫でしょう。
補足ですが、将来的に予約語になりうるものもあります。
enum | implements | interface | package | protected | public |
です。念のためこれらの文字列を変数名、クラス名、関数名に使わないようにしましょう。