JavaScriptでは下記の記事でテンプレートリテラルについて記載しました。
テンプレートリテラルを使えば複雑なHTML構造をJavaScript内でスッキリまとめることが出来ます。可読性も向上しますし、ケアレスミス防止にも役立ちます。
Dart言語でも同様に、文字列をソース上で複数行に書くことが出来ます。
シングルクォート3つで挟めば実現可能
JavaScriptのテンプレートリテラルでは、「`(バッククォーテーション)」で囲むことで実現できました。
Dart言語では「”’」で囲むと、同じように文字列を複数行で表現できるようになります。
「”’」は「’(シングルクォーテーション)」3つです。JavaScriptのバッククォートとは違って、こちらはシングルクォートになるので注意してください。
void anymethod() {
String block = '''
8192分の1は
そうめったに
引けるものではないが、
稀に100G以内に2回出ることがある
''';
print('複数行の出力 : ' + block + ' こうなります。');
}
文字列の多重連結は可読性がめっちゃ悪いので、「”’」をうまく利用してメンテナンス性を高めましょう。