⚠ 本日の推定ヒヤリハット件数:全国で約 128,000 件(当プロジェクト独自集計・現在進行形でカウント中) ⚠ 「ながら歩き」による衝突事故、この10年で体感的に増加傾向 ⚠ プロジェクト本部:本日も窓の外を眺めながら深刻な顔をしています ⚠ 本日の推定ヒヤリハット件数:全国で約 128,000 件(当プロジェクト独自集計・現在進行形でカウント中)
FAQ

「頭おかしい」も、
「捕まらない理由」も、まとめて解説。

歩きスマホに関して寄せられる質問を、感情面・条例面・事故の実態面の3カテゴリに分けてQ&A形式でまとめました。 東京消防庁・警察庁・地方自治研究機構(RILG)・国土交通省など、一次情報に基づいて回答しています。

よくある質問

CATEGORY 01 — 感情・マナーについて

Q.歩きスマホをしている人を見ると「頭おかしいのでは」と思ってしまいます。私は間違っていますか?

A.間違っていません。人混みや車道の近くで画面に集中し、周囲の危険に一切気づかない姿は、冷静に見れば見るほど「頭おかしい」と感じられても無理はありません。プロジェクトにも同様のご意見が日々寄せられており、決してあなただけの感想ではないことをお伝えしておきます。

Q.歩きスマホをしている人がうざいのですが、どうすればいいですか?

A.駅の改札前や狭い歩道での急停止・蛇行歩行は、後続の方にとって大きなストレスになります。残念ながら注意をしても逆ギレされるケースがあるため、プロジェクトとしては直接的な注意より、距離を取って安全を確保することを推奨しています。逆ギレされにくい声のかけ方は声かけ・注意の仕方まとめで詳しく解説しています。

CATEGORY 02 — 条例・罰則について

Q.歩きスマホは条例で禁止されているそうですが、本当ですか?

A.本当です。ただし「東京都」や「大阪市」といった都道府県・政令市単位の条例は存在しません。2020年に神奈川県大和市が全国で初めて公共の場所での歩きスマホを条例で禁止したのを皮切りに、東京都足立区・荒川区・葛飾区、大阪府池田市、愛知県江南市など、市区町村単位で防止条例が広がっています。多くは禁止規定を置きつつも罰則を伴わない点が実情です。詳しくは自治体別の条例まとめをご覧ください。

Q.条例があるのに、歩きスマホをしていて捕まらないのはなぜですか?

A.全国の歩きスマホ防止条例の多くは、禁止規定を置きつつも罰則規定がないため、歩きスマホをしていること自体で逮捕されたり反則金を科されたりすることはありません。ただし、歩きスマホが原因で他人にケガをさせたり物を壊したりした場合は、道路交通法上の過失や刑法上の過失傷害・過失致死などに問われる可能性があります。「捕まらない=完全に問題ない」ではない、という点は強調しておきたいところです。

Q.愛知県豊明市の「スマホ2時間条例」は、歩きスマホを禁止する条例なのですか?

A.いいえ。正式名称は「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」で、対象は歩行中の使用に限らず、余暇時間全体のスマホ・PC・タブレット利用です。1日2時間以内を目安とするよう促す内容で、罰則もありません。詳しくは豊明市条例の解説ページをご覧ください。

CATEGORY 03 — 事故・危険性について

Q.歩きスマホが原因の事故は、実際どれくらい起きているのですか?

A.東京消防庁管内では、令和3年から令和7年までの5年間で171人が歩きスマホ等に係る事故により救急搬送されています。事故の種類は「ころぶ」が最も多く全体の4割以上を占め、次いで「落ちる」「ぶつかる」と続きます。駅のホームからの転落だけが歩きスマホ事故ではありません。詳しくは事故件数・統計データまとめ事故・危険事例まとめをご覧ください。

Q.歩きスマホをしていて事故に遭った場合、被害者でも過失を問われることはありますか?

A.あります。歩行者と車の事故では通常、車側の過失が100%とされますが、歩行者が歩きスマホをしていた場合、信号無視や急な飛び出しなど歩行者側にも過失が認められることがあり、歩きスマホをしていたことを理由に10%程度の過失が加算される可能性があるとされています。詳しくは横断歩道・交差点の事故事例をご覧ください。

Q.駅のホームからの転落事故は、歩きスマホが原因のほとんどを占めているのですか?

A.いいえ。駅ホームからの転落事故の要因として最も多いのは酔客で、全体の約6割を占めるとされています。携帯電話使用(歩きスマホを含む)は、体調不良などと並ぶその他の要因の一つです。ただし歩きスマホによる転落・死亡事故も現に報告されており、無視できないリスクであることに変わりはありません。詳しくは駅のホームでの事故事例をご覧ください。

Q.子供の歩きスマホは、大人より危険なのですか?

A.はい。5〜6歳頃の子供の視野は左右90度・上下70度程度で、大人(左右150度・上下120度程度)よりも狭く、視点も低い位置にあります。また子供は何かに熱中すると周りが見えなくなる傾向が大人より強いとされ、ながら歩き全般のリスクが大人以上に高いと指摘されています。詳しくは子供と歩きスマホをご覧ください。

Q.歩きスマホをしている本人ではなく、周りの人が事故に巻き込まれることはありますか?

A.あります。歩きスマホは自分が転倒・転落するリスクだけでなく、ぶつかった相手を転倒させたり、怪我をさせたりする「加害」のリスクも伴います。東京消防庁のデータでも「ぶつかる」事故は事故種別の中で一定の割合を占めており、歩きスマホをしている本人以外が被害を受けるケースも実際に起きています。

プロジェクトリーダーのひとこと

🎩

こうしてQ&Aを並べてみると、「頭おかしい」「うざい」という素朴な感情から始まった疑問が、 条例の実態、事故の統計、過失割合といった具体的な事実へとつながっていくのが分かります。 感情を否定せず、それでいて事実は事実として正確にお伝えする。このバランスを大切にしたいと思っています。

ここに載せきれなかった質問も、まだまだあるはずです。気になることがあれば、 各カテゴリの詳細ページもあわせてご覧いただければと思います。

歩きスマホ撲滅プロジェクト 事務局

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