ツール・ワークフロー

【2026年最新】Midjourneyの使い方入門|登録から料金プラン選び、最初の1枚を作るまで

2026年10月1日 (更新: 2026年10月2日)

このブログのギャラリーに並んでいる作例、実はかなりの枚数をMidjourneyで生成しています。そのせいか「Midjourneyってどうやって始めるの?」「無料で使えるの?」と聞かれることが増えてきました。

ところが、いざ検索してみると出てくる解説記事の多くが「まずDiscordに登録して、/imagineと打ち込んで……」という手順のまま。あれ、今の画面とぜんぜん違うぞ??と戸惑った方も多いのではないでしょうか。Midjourneyは2026年に入ってからバージョンも機能もかなり入れ替わっていて、1年前の情報だともう通用しない部分があるんですよね。

そこで今回から、非デザイナー向けにMidjourneyの使い方を全7回の連載でまとめていきます。第1回は、アカウント登録から料金プランの選び方、そして最初の1枚を生成するところまで。国内だけでなく、アメリカ・フランス・ドイツ・中国の解説記事も読み比べて、2026年9月時点の情報で整理してみました。

そもそもMidjourneyってどんなツール?

Midjourneyは、文章(プロンプト)を入力するだけで画像を生成してくれるAIツールです。Nano BananaやChatGPTの画像生成と比べると、写真のようなリアルさよりも「雰囲気」や「光の美しさ」、アート寄りの表現に強いのが特徴。ブログのアイキャッチやイメージ画像のように、情報を正確に伝えるよりも印象で惹きつけたい画像との相性がとても良いツールです。

2026年9月時点の最新バージョンはV8.2

Midjourneyの公式ドキュメントによると、現在のデフォルトはV8.2で、2026年7月24日にリリースされています。このバージョンは見た目の美しさと画質、そして好みを学習する「パーソナライズ」に重点を置いたアップデートです。

そしてもうひとつ大きいのが、V8.2で新しいEditモデルが登場し、これまでのOmni Reference、Character Reference、Retextureが置き換えられたことです。ネットでよく見かける「--crefでキャラを固定しよう!」というテクニックは、今のデフォルト環境ではそのまま使えません。古い記事を参考にして「あれ、動かない……」となるのは、だいたいこのパターンです。この辺りの新しいやり方は、連載の第5回でがっつり検証する予定です。

出典:Midjourney(アメリカ)「Version」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32199405667853-Version

Discordはもう必須じゃない

昔のMidjourneyはDiscordというチャットアプリの中でしか使えませんでした。実は僕も最初はDiscord版から入ったのですが、他の人の画像が次々と流れてきて、自分の画像がどこに行ったのか分からなくなる……という迷子状態を何度も経験しています笑

今はmidjourney.comのWeb版がメインです。ドイツの解説ブログでも、2024年から初心者にずっと優しいWeb版が使えるようになったこと、そしてWeb版でもDiscord版でも画質は同じであることが紹介されていました。

出典:Kopf und Stift(ドイツ)「Midjourney Tutorial 2026: Vom Anfänger zum Profi」
https://kopfundstift.de/midjourney-tutorial/

中国のAI情報サイトでも、Web版はGoogleかDiscordのアカウントでログインでき、プロンプトの履歴、フォルダ管理、チームでの共同作業など、Discordではできない機能がそろっている点が紹介されています。これから始めるなら、迷わずWeb版を選んでOKです。

出典:塔猴(中国)「Midjourney教程:2026年从入门到精通的完整指南(含V8.1详解)」
https://www.tahou.com/article/209672231580303365

Midjourneyは無料で使える?料金プランの選び方

一番よく聞かれる質問なので、先に結論を書いておきます。2026年現在、midjourney.comとDiscord版には無料プランも無料トライアルもありません。公式ではスマホ向けの「niji・journey」アプリに限定トライアルが用意されていますが、こちらはアニメ調に特化した別アプリなので、この記事ではMidjourney本体の話に絞って進めます。アメリカの料金解説記事でも、最初の1枚を作る最安の方法は月10ドルのBasicプランだとはっきり書かれていました。

出典:Midjourney(アメリカ)「Free Trials」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/27870399340173-Free-Trials
TechJack Solutions(アメリカ)「Midjourney Pricing: Plans, Costs, and the GPU-Hour Model」
https://techjacksolutions.com/ai-tools/midjourney/midjourney-pricing/

プランは4種類。Midjourneyの料金は「画像○枚まで」ではなく、GPUを使える時間(Fast時間)で決まるのがポイントです。

プラン月額Fast時間の目安Relaxモード非公開(Stealth)
Basic10ドル約3.3時間なしなし
Standard30ドル約15時間画像生成が無制限なし
Pro60ドル約30時間画像・SD動画が無制限あり
Mega120ドル約60時間画像・SD動画が無制限あり

出典:Midjourney(アメリカ)「Comparing Midjourney Plans」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/27870484040333-Comparing-Midjourney-Plans
AISO Tools(アメリカ)「Midjourney Pricing 2026: Plans, Costs & What You Actually Pay」
https://aisotools.com/midjourney-pricing

公式ドキュメントによると、Relaxモードで画像を無制限に作れるのはStandard以上、SD画質の動画もRelaxで無制限にしたいならPro以上です(HD画質の動画はFast時間でのみ生成できます)。年払いにすると20%割引になります。また、年間の売上が100万ドルを超える企業の場合はProかMegaが必須という条件もあるので、会社で導入する場合は注意しておきましょう。

非デザイナーの最初の一歩はBasicで十分

Basicプランには月200分(約3.3時間)のFast GPU時間が含まれています。実際に作れる枚数は、画質やVary・Upscaleなどの編集をどれだけ使うかで変わりますが、Midjourneyの感覚をつかむには十分な量です。国内の解説でも、まずはBasicで体験して、使う頻度に応じてStandard以上を検討するのが効率的という結論になっていて、ここは各国とも同じ意見のようです。

出典:JAPAN AI ラボ(日本)「Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・使い方から料金プランまで」
https://japan-ai.co.jp/media/8215/

筆者の感覚でも、ブログのアイキャッチを月に数枚作る程度ならBasicで足ります。ただ、プロンプトの検証記事を書くようになると、Fast時間があっという間に溶けていきます……。「今月もう残りがない!」という状態が2ヶ月続いたら、Standardに上げるタイミングだと思ってください。

生成した画像は基本「公開」される

これ、意外と知られていないのですが、Midjourneyで作った画像は基本的にMidjourneyの公開ギャラリーに表示されます。公式のプラン比較でも、画像や動画を非公開にできるStealthモードはProとMegaだけの機能とされています。

つまりBasicやStandardではStealthモードが使えないため、クライアントの未発表の商品写真など、機密性の高い素材を扱うときは公開範囲に十分注意が必要です。しかもPro・MegaでStealthをオンにしていても、Discordの公開チャンネルで作った画像は他の人から見えてしまいます。仕事で使うなら、Web版のCreateページで作業するのが安心です。個人ブログの素材づくりなら問題ありませんが、頭の片隅に置いておきましょう。

出典:Midjourney(アメリカ)「Stealth Mode」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32019750070669

Midjourneyの始め方|登録から最初の1枚まで

ここからは実際の手順です。Web版なら、登録から最初の画像生成までは10分もかかりません。

STEP1:midjourney.comにアクセスしてログイン

midjourney.comにアクセスして「Sign Up」をクリックし、GoogleまたはDiscordのアカウントでログインします。公式ドキュメントによると、Midjourney専用のIDとパスワードを作る方法は今のところ用意されていません。Discordのアカウントを持っていない方は、Googleアカウントで入るのが一番ラクです。

出典:Midjourney(アメリカ)「Logging In & Connecting Accounts」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/33390994570509-Logging-In-Connecting-Accounts

STEP2:プランを選んで購読する

ログインしたらプランを選んで支払い手続きをします。ここでひとつ注意点。アメリカの料金解説記事によると、返金が認められるのは合計のGPU使用時間が20分未満の場合だけだそうです。つまり「ちょっと使ってみてから考えよう」がほぼできません。

出典:eesel AI(アメリカ)「Midjourney pricing in 2026: Plans, GPU hours, and what it actually costs」
https://www.eesel.ai/blog/midjourney-pricing

年払いのほうが割安ですが、最初は月払いで始めて、1〜2ヶ月使ってから年払いに切り替えるのが安全です。筆者は勢いで年払いにしかけて、ギリギリ思いとどまりました笑

STEP3:Createページでプロンプトを入力する

公式のクイックスタートによると、手順はとてもシンプルです。midjourney.comのCreateページを開き、画面上部の「Imagine bar」に作りたい画像の説明を入力してEnterを押すだけ。すると4枚1セットの画像が生成されます。

出典:Midjourney(アメリカ)「Quick Start」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/33329261836941-Quick-Start

最初の1枚として、ブログのアイキャッチに使えそうな画像を作ってみましょう。

日本語プロンプト

朝の光が差し込む木のデスク、ノートパソコンとコーヒーカップ、小さな観葉植物、窓からの柔らかい自然光、写真風、横長の構図

英語プロンプト(Midjourney・海外サイト用)

a wooden desk in soft morning light, a laptop and a cup of coffee, a small houseplant, gentle natural light from a window, photorealistic --ar 16:9

末尾の--ar 16:9は「横16:縦9の比率で作って」という指示です。これを付けないと正方形の画像になるので、アイキャッチ用なら必ず付けておきましょう。パラメータについては第3回でまとめて検証します。

V8.1がデフォルトになったときの公式アナウンスでは、標準画質なら約4秒、HD画質でも約12秒で画像が出てくるとされていました。Discord時代に1分近く待たされていたのを思うと、本当に速くなりました。

出典:Midjourney Updates(アメリカ)「V8.1 is now the default model on Midjourney!」
https://updates.midjourney.com/v8-1-is-now-the-default-model/

STEP4:気に入った1枚を開いて仕上げる

4枚の中から気に入った画像をクリックすると、大きく表示される画面(ライトボックス)が開きます。ここから似た雰囲気で作り直す「Vary」、高解像度にする「Upscale」、部分的に修正する「Edit」などが使えます。とりあえず最初は、気に入った1枚が出たらダウンロードする、ダメなら同じプロンプトでもう一度生成する、だけで大丈夫です。

日本語プロンプトは使える?英語との付き合い方

非デザイナーの方が次に気になるのが言語の問題だと思います。結論から言うと、日本語でも画像は出ます。ただ、国内の解説記事でも、MidjourneyのAIは英語のテキストと画像のペアで学習されているため、英語のほうが意図通りの結果になりやすいと説明されていました。

出典:AI鬼管理(日本)「【2026年7月最新】Midjourneyプロンプト完全ガイド|基本の書き方・カテゴリ別実例集・画像量産の自動化まで」
https://genai-ai.co.jp/ai-kanri/blog/cc-midjourney-prompts-guide/

画面の表示言語も、まだ日本語には対応していません。2026年9月23日の公式アップデートでは韓国語がmidjourney.comで全ユーザー向けに使えるようになったと発表されていて、他の言語への対応も協力者を募集している段階です。日本語化もそのうち来るかもしれませんね。

出典:Midjourney Updates(アメリカ)「Alpha Changelog – 9/23/26」
https://updates.midjourney.com/alpha-changelog-9-23-26/

そこで僕がやっているのは、日本語で下書きして、ChatGPTやClaudeに英訳してもらう方法です。自分の頭の中のイメージは日本語のほうが細かく書けるので、まず日本語でしっかり書いて、それを英語に変換するほうが結果的にイメージに近づきます。

日本語プロンプト

雨上がりの夜の商店街、濡れた路面にネオンの光が反射している、傘を持って歩く人の後ろ姿、映画のワンシーンのような雰囲気、横長の構図

英語プロンプト(Midjourney・海外サイト用)

a shopping street at night after the rain, neon lights reflecting on the wet pavement, a person walking away holding an umbrella, seen from behind, cinematic film still atmosphere --ar 16:9

「〜しないで」は効きにくい

フランス語版の初心者ガイドで面白かったのが、Midjourneyは否定表現を無視しがちという指摘です。「人を入れないで」と書くと、なぜか「人」という単語に引っぱられて人が出てきてしまう……というのは画像生成AIあるあるですね。

これは英語でも同じで、公式ドキュメントでも「please don’t add fruit!」のような自然文の否定は、意図どおりに反映されにくい例として紹介されています。基本は「an empty street」のように欲しい状態を肯定形で書き、それでも描かせたくないものがあるときは、プロンプトの最後に--noパラメータを付けて指定するのが公式のやり方です。

日本語プロンプト

人のいない朝の商店街、シャッターが閉まった店が並ぶ、柔らかい朝の光、写真風、横長の構図

英語プロンプト(Midjourney・海外サイト用)

an empty shopping street in the early morning, closed shop shutters, soft morning light, photorealistic --no people, cars --ar 16:9

出典:Midjourney(アメリカ)「No」
https://docs.midjourney.com/docs/no

描かせたくないものの扱い方は、ネガティブプロンプトの記事で詳しく検証しているので、あわせてどうぞ。

初心者がハマりやすいFast時間の落とし穴

Basicプランで始めた方が最初にぶつかる壁が、Fast時間の消費です。公式ドキュメントによると、V8.1以降ではHD画質で1回生成するとGPU時間を1.3分、標準画質(SD)なら0.8分消費します。

出典:Midjourney(アメリカ)「Version」
https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32199405667853-Version

HD画質はたしかにキレイですが、構図や雰囲気を探っている段階でHDを使うのはもったいないです。筆者のおすすめは、試作はSDで何回も回して、これだ!という1枚が出たらHDで作り直すという流れ。これだけでFast時間の減り方がかなり変わります。

もうひとつ大事なのが、1回で完璧な画像を出そうとしないことです。Midjourneyは同じプロンプトでも毎回違う画像を出してくれるので、4枚×3〜4回くらい回して、その中から選ぶくらいの気持ちでいるとストレスがありません。

ちなみに、フランスのデザイン会社のガイドでは、多くのチュートリアルが「画像の作り方」で終わってしまうけれど、プロにとっての本当の課題はブランドに合った画像を、法的なリスクなく納品できる形で作ることだ、と書かれていました。商用利用や著作権まわりは、連載の最終回でしっかり扱います。

出典:Skyward Agency(フランス)「Utiliser Midjourney : le guide 2026 pour vos visuels IA」
https://skyward-agency.com/midjourney-le-guide-complet-pour-creer-vos-visuels-ia-en-2026/

Midjourney入門連載のこれから

今回は入り口の部分だけでしたが、ここから少しずつレベルを上げていきます。予定している連載の内容はこちらです。

  1. 第1回 Midjourneyの使い方入門(この記事)
  2. 第2回 プロンプトの書き方と、非デザイナーが最初に覚える「型」
  3. 第3回 パラメータの使い方を検証(--ar・--s・--rawなど)
  4. 第4回 sref・ムードボード・パーソナライズで絵柄を固定する
  5. 第5回 Edit機能で部分修正と同じキャラの再登場に挑戦
  6. 第6回 静止画を動かす、Midjourneyの動画生成
  7. 第7回 アイキャッチ量産の実践ワークフローと商用利用の注意点

各回を公開したら、このページからリンクしていきます。

まとめ

Midjourneyの使い方入門として、2026年9月時点の最新情報で登録から最初の1枚までを整理してみました。現在のデフォルトはV8.2で、キャラクター参照などの機能はEditモデルに置き換わっているため、古い解説記事の手順がそのまま通用しない点には注意が必要です。利用はDiscordではなくmidjourney.comのWeb版がメインで、GoogleかDiscordのアカウントがあればすぐに始められます。midjourney.comとDiscord版には無料プランや無料トライアルはないので、まずは月10ドルのBasicを月払いで試し、足りなくなったらStandardに上げるのが無難です。BasicとStandardではStealthモードが使えず、生成した画像が公開される点も覚えておきましょう。プロンプトは日本語でも動きますが、日本語で下書きしてAIに英訳させるほうがイメージに近づきやすく、基本は肯定形で書いて、消したいものは--noで指定するのがコツです。試作はSD、本番はHDと使い分ければFast時間も節約できます。次回はいよいよプロンプトの書き方編です。まずは1枚、気軽に作ってみてください。

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